理系就活生の志望動機の書き方(メーカー向け)

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先に 核融合Q&A-1~5 までを読んで頂くと、記事の理解が早まるのでオススメです

理系就活の志望動機は、「自分も会社もHappy(Win-Win))になれる」が重要!

この記事では、メーカーを志望する理系就活生の、志望動機の書き方について解説します。ポイントは、「win-winの関係」。

理系卒の方であれば、メーカーを就職先に志望する方が多いと思います。ただ、日本には似たような事業を展開するメーカーは多数存在します。その中で、他社と差別化した志望動機をどう書けばよいか。また、ライバル学生に差をつける志望動機はどのように書けばよいか。この記事で、筆者のテクニックを解説します。

目次

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まずは、募集している職種の業務内容についてよく読む

まずは、採用試験に応募したいメーカーがどのような職種で採用をかけているか、募集要項をよく読みます。

メーカーと一言で言っても、メーカーの中にはさらに様々な部署があります。主な職種は、営業・設計・製造・品質保証ですが、それぞれ業務の内容がかなり異なります。

入社志望のメーカーで、どのような職種に対して採用募集がかかっているのか、採用ページや就活サイトでよくチェックしておいて下さい。

そして、あなたの能力がその部署でどのように生かせるかを考えて下さい。

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Win-Winの関係になれるかを志望動機に書く

志望動機に書くべきこと

「win-winの関係」というのをご存知でしょうか?これは、「お互いにメリットがある関係」という意味です。就職活動においても採用の結果、就活生側と会社側とがwin-winの関係になれることがベストです。

そこで、先ほど募集職種の仕事内容を読んだ結果、あなたの能力を使ってその仕事をすることで、あなたと会社がwin-winの関係になれないかを考え、それを志望動機にすればよいのです。

つまり、志望動機を書くとすると、「御社での△△の仕事に、私が●●の能力を活用することで、✕✕のような効果が期待でき、win-winの関係になれると考えたためです。」と書くことができます。

あるいは、「win-winの関係」は少し砕けた表現なので、「私と御社の双方にメリットがあると考えました。」とすると良いでしょう。

なお、自分の「能力」の探し方については、以下の記事で紹介しているので、こちらも参考に。

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志望動機は「自分がしたいことだけを伝える」のはチガウ

志望動機で自己中心的なことを書くのはNG

よくある間違いで、志望動機に「私が実現したいことが御社ならできると考えたためです。」といったことを書く方がいます。ですが、それでは採用する会社側のメリットが見えません。

会社側のメリットも合わせて書いてこそ、正しい志望動機の書き方であるということを忘れないで下さい。

なぜ、数あるメーカーの中でその会社を選ぶのか‥

志望動機には、当然他社との違いにも触れなければいけません。「他の会社でも同じこと言えるよね?」とツッコまれそうな志望動機ではいけません。

では、どのようにして他社と差別化するのか。よく、「他社より社風がいい‥」などという志望動機もテンプレでありますが、これはざっくりしすぎているやめておきましょう。社風を持ち出すなら、例えばOB・OG・インターンで聞いた話ならば志望動機として説得力が出ます。しかし、働いたこともないのに社風の話をするのは少し変です。

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採用担当者が食いつく志望動機にするために…まずはプレスリリースを読んでみる

プレスリリース

そこでオススメなのは、まず志望する会社のWEBサイトで最近の「プレスリリース」「ニュースリリース」を色々と読んでみること。そして、プレスリリースから、その会社が最近力を入れている事業は何かを知りましょう。プレスリリースには、その企業が自信を持って一般の方々や関連企業の方などに紹介したい成果の記事がアップされます。そのため、プレスリリースにある記事を幾つも覚えておいて、面接などで話の引き合いに出すと、採用担当者の方に「よくうちの会社のことを気にしてくれているなぁ」と感心されるでしょう。

また、その会社がなぜ、プレスリリースで紹介するような事業に力を入れるのか。その根幹について、会社の経営理念のページも含めて読んで、自分なりに考えてみましょう。

志望会社が実際に行っている事業という「事実」。それに基づいた自分の考え・感想を元に志望動機を書く。そうすることで、説得力が出ますし、採用担当者の心をグッと掴むものになります。

また、競合他社に対しても同じように調べることで、会社同士の違いが見えてきます。この違いについて感じたことも、志望動機に入れ込むことができます。

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メーカーの将来的なビジョンと合わせて志望動機を語る

一旦就職すると、長い場合40年間同じ会社で働きます(転職しなければ)。少なくとも採用する企業側は、あなたを徐々に育成していき様々な仕事において活躍して欲しいと考えているので、転職せず継続勤務を望んでいるでしょう。

そのため、志望する企業の将来像(数年~数十年後)について自分なりに考えて、そしてそのときに自分が何をやりたいかを志望動機に書くことも高評価が得られるでしょう。なぜなら将来の話は、その企業をよく調べ、かつ、働き続けたいという思いの強さがなければなかなか考えつくことができないからです。

なお、大きな会社の中では、同じ部署に生涯留まる人は少なく、部署異動はほとんどの方が経験します。そこで、将来の話は1つの部署に捕われずに書いてみましょう。「将来はこういう部署も経験してみたい」とか、「20年後、御社がこういうプロジェクトに携わる可能性があるなら、私も経験したい」といった感じです。

自己中心的な理由なら、本音の志望動機を言うのは避けよう‥

ここまで志望動機の書き方について筆者のテクニックを解説しました。ですが、実際には、あなたがその会社を志望した理由は「給与がいい」とか、「実家が近い」とか、他のシンプルな理由があるかもしれません。

ですが、そういった自己中心な理由をそのまま言うのは不適切で採用率を下げるので、やめておきましょう。

社会人になると、社外の様々な方との付き合い・人間関係が発生します。その中で、常に自分が自由に振る舞えるとは限りません。むしろ、プロジェクトの円滑な進行や、連絡を密に交換する関係を築くために、いわゆる「空気を読む力」と対応は必要になります。就職活動は、その第一歩目だと考えて下さい。自分なりに、どういう振舞い・発言が、志望会社に採用してもらうために(すなわち、自分の希望を叶えるために)重要なのか、考えて採用試験に臨みましょう。

空気を読むことも就職活動に重要

◆理系就活生の志望動機の書き方(メーカー向け) まとめ◆

  1. あなたの能力を使ってその仕事をすることで、あなたと会社がwin-winの関係になれないかを考え、それを志望動機にする
  2. プレスリリースから、その会社が最近力を入れている事業は何かを知りそれに基づいた自分の考え・感想を元に志望動機を書く(競合他社も同様に調べる)
  3. 志望する企業の将来像(数年~数十年後)について自分なりに考えて、そしてそのときに自分が何をやりたいかを書く

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