理系就活やり方 中盤(エントリー・自己PR・志望動機・SPI)

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先に 核融合Q&A-1~5 までを読んで頂くと、記事の理解が早まるのでオススメです

理系就活の中盤戦は採用試験エントリー…履歴書・自己PR・志望動機・SPI

この記事では、理系大学生の就活の中盤:企業への採用試験エントリー〜面接前準備でやるべきことをまとめて紹介します。主に、各企業への採用試験エントリーから履歴書・自己PR・志望動機・SPI(筆記試験)の準備などです。

1つ前の、「理系大学生が就活序盤戦でやるべきこと」に関する記事では、自分の人生の「軸」を考えることが重要と説明しました。これが整理できたら、採用試験に臨む企業を軸に沿って決めて、本格的にエントリーしていきます。そのために、履歴書や志望動機・自己PR(学生時代に力を入れたこと)の文章を準備していきます。SPIなど筆記試験への対策も必要です。

それぞれの項目について、やるべきことを紹介していきます。

目次

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就活スケジュールを確認する

まずは、就活スケジュールを確認しましょう。2023年4月現在、既に会社説明会などが始まっています。本選考が開始するのは6月1日からのようですが、特に大手の企業では優秀な人材をいち早く確保するため、エントリーシートの提出や筆記試験など本選考前のプロセスを進めているケースがあります。まだ就活を進めていない理系学生の方は、早く始めるようにしましょう。

画像引用元: 【2024卒向け】就活はいつから始めるべき?スケジュールとやるべきことを解説 | dodaキャンパス

就活グッズを揃えよう

理系就活用の就活グッズを揃える

まずは就活を始めるために、身だしなみを整える必要があります。当然ですが、(男性の場合)スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴から、さらにはビジネスカバン

そして、パソコンやタブレットなどのインターネット操作と文書作成ができるツール。会社説明会でメモを取るための文房具類や、履歴書・資料を挟むためのファイリングケースなど。

これらをきちんと揃えて、来る就職活動をスムーズに始められるように。「あれがない!これがない!」と後で困らないように、しっかり準備をしておきましょう。

なお、筆者オススメの時短もできる就活グッズについては、以下の記事で紹介しています。

就活の履歴書用写真を準備する

理系就活の準備で、エントリー前に意外と忘れがちなのが証明写真の撮影。

就職活動に使用する証明写真は、自動証明写真撮影BOXで取得するものではなく、写真館・フォトスタジオ(一部の大学では学校主催の証明写真撮影会)などで人に撮影してもらったものを使いましょう。

その方が、より自然な風合いのある、美しい写真を撮ってもらえます。何より、就職活動に臨む意気込みを、採用担当者に

人が撮影する分、少し値段は高くなりますが、同時に写真の「電子データ」が付属・あるいは購入できる写真館・フォトスタジオが多いです。証明写真の電子データは、就活サイトに登録する際に必要となる場合もあり、使い回すことになるので、持っておくべきです。

なお、フォトスタジオでの写真撮影は、いわずもがなスーツで行います。

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会社説明会に参加する

理系就活の会社説明会

採用試験が本格的に始まる前、会社説明会に参加しましょう。会社説明会は、合同就活イベントで開催されるものもあれば、会社が単独で開催する説明会もあります。

特に、会社が単独で開催する説明会は、志望会社であるなら必ず行くようにしましょう。なぜなら、会社説明会への参加が、採用試験申込の第一条件になっている会社もあるためです。つまり、会社が単独で開催する説明会に出席していなければ、採用試験すら受験できないことがあるということです。そして、2023年4月現在、会社説明会は既に始まっています。

会社説明会に参加するには、以下のような就活サイトに登録して、志望企業の情報をチェックする必要があります。就活サイトからそのまま、会社説明会への申込みができる場合もあります。まだ、就活サイトに登録していない方は、急いで就活サイト登録から始めましょう。

なお、就活サイトには、以下のように理系に特化した、あるいはITなど特定の工業分野に特化したサイトもあります。既に、どのような分野の会社に就職したいか決まっている場合は、その分野に特化した就活サイトにも登録しておくといいです。

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履歴書の情報を整理する

理系就活での履歴書の準備

就職活動に臨むにあたり、履歴書の準備は当然必須です。学歴の欄など、繰り返し利用する箇所は早めに調べておいて、wordなど電子ファイルにまとめておきましょう。最近では、履歴書の情報をweb入力させる企業も珍しくないので、その方が便利です。

履歴書のフォーマットはどれが良い?

また、紙での履歴書提出の場合、コンビニ・文房具店・本屋など様々なところで購入ができます。しかし、履歴書には様々なフォーマットがあるので、どのフォーマットを使うか迷うかもしれません。

筆者がオススメのフォーマットは、自己PRや志望動機・学生時代に力を入れたことなど、記入できることが多い履歴書です。少し記入は面倒になるかもしれません。ですが、あなたの情報が1枚の履歴書になるべく凝縮されている方が、採用担当者の方の目に留まりやすくなります。

逆に、あなたが情報がスカスカの履歴書を受け取ったときの気持ちを想像してみてください。履歴書は宿題ではないので、提出すればクリア!ではありません。採用担当者、そして引き継いで読む社長・役員の方の気持ちを動かすものでなければ、提出しても無価値に終わってしまうのです。そして、気持ちを動かす一番簡単な方法は、まず量を増やすことなんです。

そのため、履歴書は余裕を持って準備し、自分の情報を色々盛り込めるものを選択するのがオススメです。ちょうど、書店などで、就活生向けの履歴書セットなどが売られており、記入欄が充実しているものがあります。

企業へエントリー(採用試験への申込み)をする

履歴書が準備できたら、いよいよ企業の採用試験のエントリー(採用試験への申し込み)です。

エントリーは、最近では企業のWebサイトから申し込みをさせた後に、履歴書を提出させたり、企業独自のエントリーシート(自己PR・志望動機などを書くフォーム)を提出させることがあります。そのため、自己PRや志望動機は、早めに準備をしておきましょう。

なお、エントリーについては、興味のある多数の会社にしておきましょう。就職活動では、多数の会社の採用試験に申し込んでも、よっぽど就活に慣れていない・攻略できていない限り、ほとんどの会社は落選するのが一般的です。つまり、多数の会社に申し込んでも、内定がもらえるのは1社・2社である場合が多いということです。問題なのは、落選して「じゃあ次はこの会社に申し込もう」と思っても、面接が始まっている時期にはエントリーの募集を既に締め切っている企業が多いです。(特に、大手企業。)エントリーの申し込み期限が過ぎる前に、とにかく興味がある会社には、なるべくエントリーしておきましょう。

なお、理系学生向けの自己PRの書き方・志望動機の書き方については、次の章で紹介しています。

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理系就活生の自己PRの書き方

理系学生向けの自己PRの書き方については、次の記事にまとめていますので、是非、参考にしてみてください。

理系就活生の志望動機の書き方

理系就活生の志望動機の書き方については、次の記事を参考にして下さい。理系大学生で、就職活動においてメーカー就職を志望する方向けに、筆者の志望動機の書き方に関するアイデアを紹介しています。

SPIなどの筆記試験は、慣れる程度に勉強しておいてから受験を

企業に採用試験のエントリーをすると、筆記試験を受けるよう指示がある場合かあります。その筆記試験は、①会社独自の試験を採用する場合があれば、②SPIと呼ばれる形式の試験もあります。

SPIは、大学入試で言うところの大学入学共通テスト(旧称:センター試験)のようなもの。専用の試験センターなどでズルが起きないように受験します。そして、その結果は、採用試験にSPIを活用する企業で使い回すことができます。

SPIは、基礎的な学力を身に着けているかを測るためのものなので、問題自体は中学生レベルです。また、多くの企業は会社独自の試験やSPIを、真面目に採用試験を受験する気がない学生・学力レベルが低い学生を切り落とす(:足切)ために利用します。そのため、過度に筆記試験対策に執着する必要はありません。

とは言え、問題数が多い傾向にあるので回答にスピードを要求する場合が多く、一方で例年パターン化している問題もあります。つまり、一度SPI対策本などを1冊終わらせておくと慣れることができ、十分な準備になります。なるべく、試験日が近づいてきたら対策本を勉強して、試験数日前にやり切れるように計画的に進めてください。

理系の場合、研究内容の説明が必要な場合も

理系就活での研究内容説明

理系の方向けの職種(設計・研究開発など)で、特に大学院生向けのものでは、自分の研究について説明資料を準備するように指定される場合があります。これは、専門性や、初めて聞く方に噛み砕いて説明ができる力があるかを問われていると考えてよいでしょう。

ただ、この研究内容の説明資料に関しては、各社指定が異なる場合が多いです。例えば、A社はA4を2枚で、B社はA4を1枚で自由形式で、C社は指定のフォーマットで…といった具合です。

そこで、研究のことを端的に示せる資料は予め準備しておきましょう。学会などに出席経験がある学生の方は、学会に提出するアブストラクトなどをベースとして使えます。そこから、各社指定の様式に合わせて文字数を減らしたり増やしたり画像を入れたり削ったりすればよいのです。

理系学生の就活中盤戦 まとめ

さて、ここまでで、面接に進む前までににやるべきことを整理しました。就活の中盤戦と言えど、ここを突破しなければ面接にすら進むことができません。特に、多数の会社に忘れずにエントリーしておくということが大切です。新卒としてその会社の採用試験に申し込むことができるのは、人生で1度きりです。少なくとも、20社はエントリーをしておくようにしましょう。

学校の勉強やアルバイトと並行するので大変ですが、準備頑張ってください。(できれば、就活の時期はアルバイトを減らせるといいでしょう。)

◆理系大学生の就活のやり方 中盤 まとめ◆

  1. 就活スケジュールの確認
  2. 就活グッズの購入
  3. 履歴書用写真を準備
  4. 会社説明会への参加
  5. 履歴書の情報整理
  6. 企業へのエントリー(採用試験申込)
  7. 自己PRを考える
  8. 志望動機を考える
  9. SPIなどの筆記試験対策
  10. 研究内容を分かりやすくまとめる
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